本ページではカビに関する基礎知識を、一般の住環境を例にとってご紹介いたします。
カビとは?
カビは種類が非常に多く、カビの胞子は常に空気中に浮遊しています。
普段目に見えていないカビも、胞子が壁などに付着し、条件が揃い繁殖することによって姿を現します。
これがいわゆる「カビが生えた」という状態になります。
カビはある程度色分けすることができ、黒カビは最も一般的なもので家中のあらゆる場所に発生します。
赤カビや青カビは古くなったパンやご飯に多く発生し、緑カビは木材や畳に、黄カビはガラスやフィルムに、白カビは食べ物や建材等に発生します。
また、毒性があるものとないものがありますが、一つの素材に何種類か生えることもあるので注意しましょう。
カビはそのまま放置しておくと段々と増えてしまいます。
見た目にも汚らしいだけでなく、壁などで増殖して胞子の量が増え、その環境で生活をしていると人体にも悪影響を及ぼしてしまうことがあります。
カビが生える条件
カビが育つには、温度(5~35度)、水分(高湿度)、栄養(素材そのものと埃や汚れ)、そして空気(酸素)が必要です。カビが最も育つのは、温度が20度以上で、湿気の多いじめじめした状態といわれています。
換気や掃除である程度は防げても、これらの条件とカビの根が残っている限り、完全には防ぎ切れないのが現状です。
カビが生える場所
カビは様々なところに生えます。
家の中で特にカビが生えやすいのは、浴室・洗面所・台所・トイレなどの水回り、押入れや下駄箱などの密封空間、エアコンの内部・家具の裏・洗濯機・窓際など掃除し難い場所です。
冬は窓に結露が発生しやすくなりますが、拭き取らずに放置しておくとカーテンや壁紙にカビが生えてしまうこともあります。
中でもカビが生える条件が最も揃いやすいお風呂場のカビでお困りの方は多いと思います。
カビが生える素材は木材をはじめ布や紙、石やプラスチックや金属等様々です。
カビが人体に与える悪影響
カビが繁殖した場所に長時間いることによって、多量のカビ胞子を吸いこんでしまうと人体に悪影響を及ぼす可能性があります。
カビ菌の種類によって引き起こす病気も様々で、アレルギー性鼻炎、アレルギー性喘息、アレルギー性皮膚炎、皮膚炎、水虫、気管支炎、肺炎等があります。
比較的軽度のものから重度の症状までカビの影響は計り知れないので、カビをしっかり除去する必要があります。
最後に
掃除や換気に気をつけていても、いつのまにかカビが生えてしまうことがあります。
カビが発生する条件が揃わなければカビの発生は抑えることができるかもしれませんが、生活していく上でそれは困難です。
掃除で表面のカビは取れても根っこが残っているとカビは再び生えてしまいます。
弊社の「カビ処理革命」はカビを根こそぎ処理できる施工方法で、長期間効果を維持することができます。
繰り返し生えてくるカビ・頑固なカビの除去は、カビ処理のプロに任せてみてはいかがでしょうか。