床暖房に関して皆様から多く寄せられる質問とその回答をご紹介します。

床暖房だけで部屋全体を暖められるのですか?

弊社の床暖房はお部屋の75%以上の範囲に温水パイプを張り巡らせるので、ドアや窓を開けっ放しにしない限り十分に暖まります。さらに、パイプのない部分には専用の断熱材を隙間なく敷き込み、熱が床下などに逃げないよう細心の施工をしております。

遠赤外線の床暖房はどうして体の芯から温まるのですか?

特殊セラミック使用のスーパーレイパネルは、6~14ミクロンの波長の輻射熱という遠赤外線を放射します。この範囲の波長の遠赤外線は育成光線と呼ばれ、太陽熱が地球全体を暖めるのと同じように、人の体に深く浸透して芯から温まるのです。

床暖房の月々のランニングコストはいくらくらいなのでしょうか?

12畳の部屋を例にとって床暖房を使用した時の月々のランニングコストを比較してみると、灯油の場合は灯油代で3,000円弱、ガスの場合ガス代で4,000円強でした。ちなみに、電気式床暖房(アルミ箔面状発熱体)の場合は電気代で約9,000円のランニングコストがかかります。
弊社の床暖房は温水式なので、熱源は灯油かガスを使用する場合が多いですが、ヒートポンプ(電気)を使用すればよりランニングコストを抑えることが可能です。

床暖房の上に家具やピアノなどの重いものを置いても大丈夫ですか?

耐久性が高い素材を使用しているので大丈夫です。ピアノなどは脚の下に脚受板・パッドを敷くとさらに耐久性が上がります。ただし、床面に密着した家具は部分的に高温になり、家具に影響が出たり放熱を妨げる原因になったりするため注意が必要です。

床暖房で低温やけどを起こすおそれはありませんか?

成人の場合、45℃で3時間接触し続けると低温やけどを起こすと言われています。温水式床暖房なら、通常接触面の温度は40℃前後を保つため、低温やけどの心配はほとんどありません。しかし、設定温度が40℃から上昇する場合には低温やけどを起こしてしまう可能性があります。また、皮膚が弱いお年寄りやお子様は低温やけどになりやすいのでご注意ください。

床暖房の上にカーペットやラグを敷いても問題ないでしょうか?

カーペットやラグなどの敷物を敷いてしまうと、放熱を妨げ効果が低減するだけでなく、お部屋が暖まらないこともあるためおすすめしません。また、カーペットやラグを敷きっぱなしにすると、床との間に熱がこもりフローリングのひび割れ・変形・収縮・変色する原因にもなります。

無垢のフローリング材を設置することは可能ですか?

床暖房対応の無垢材はもちろん、弊社の床暖房なら通常の無垢材でも設置が可能です。ただし、無垢材は人間と同じ生き物なので、湿気や温度の変化によって膨らんだり縮まったりします。そのため、施工直後から高い温度で床暖房を使用すると隙や反りが出てしまう可能性があります。無垢材を使用する場合、施工後1年はなるべく低温で使用し、床への負荷を低減することが重要です。

2階や3階の部屋にも設置できますか?

2階や3階のお部屋にも設置できます。注意点としては、ガス温水式床暖房の場合、床暖房は熱源機から上方5.6m、下方9m以内での設置となります。この基準は熱源機の種類によって異なります。また、3階の床面が熱源機の上方5.6mより高い場合には、熱源機を2階のベランダに設置する必要があります。

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